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おやすみロジャーの絵本とは?読み聞かせは何歳から?試してみた!

ママのお助けアイテムともいえる「読むだけでぐっすり眠れる絵本」である「おやすみ、ロジャー」をご存知ですか?

今回は「おやすみ、ロジャー」の内容や、何歳から読み聞かせの効果があるかなどをまとめました。
実際に娘に試してみましたので、ご紹介します。

おやすみロジャーってどんな絵本なの?

2015年11月に日本で発売された、「おやすみ、ロジャー」。

おやすみ、ロジャー [ カール・ヨハン・フォルセン・エリーン ]

2010年にスウェーデンで発売され、その後2014年にイギリスで大ヒット。
世界40ヶ国で翻訳され、世界中のママ達が寝かしつけのための魔法の絵本に飛びつきました。
国が変わっても寝かしつけで苦労するママは変わらないんですね。
どんな内容の絵本なのかご紹介します。

あらすじは?

絵本のあらすじとしては、うまく眠れないうさぎのロジャーと”君”が、眠るために色々なことを試してみるという内容です。
君というのは読んであげている子供のことです。
かたつむり、ふくろう、あくびおじさんに、眠るための方法を伝授してもらいに出かけ、眠い目をこすりながら家に戻ってきます。
挿絵があまり無くて、文章だけのページというのもあり、かなりの文字数です。
そしてたまにある挿絵があまり可愛くない…。
子供が自分で読む絵本としてはおもしろくはないと思います。
あくまでも、お母さんやお父さんが寝かしつけのために読むというかんじです。

おやすみロジャーは催眠術?

絵本の1ページ目に「運転している人のそばでは読まないで!」と注意書きが書いてあります。
眠くなってしまうからということですが、実際に心理学の面から検証されているようです。
途中寝てしまっても、そのまま最後まで読む方がより効果が高いと書いてあります。
絵本の文章の中に「眠くなる」「いますぐ眠る」「ゆっくり」「おりていく」という言葉がかなり頻回で出てきます。
眠くなるキーワードありきなのと、随所に読み方の指示があるため、ものすご~く読みづらいです。
太字や色字のところはゆっくり静かに読む、強調する、というような指示の他には【あくび】【なまえ】などの指示もあります。
【あくび】が出てきたら実際にあくびをし、【なまえ】が出てきたら読んであげている子供の名前を呼びます。
読みづらいし、抑揚のつけ方もやってみると結構難しいんです。
最近では声優の水樹奈々さんや、中村悠一さんが朗読したCDが発売されました。

youtubeで試聴出来ますので、参考にしてみてください。

おやすみロジャーの読み聞かせは何歳から効果があるの?

英語訳版には、3歳から7歳が対象年齢と書いてあります。
他の絵本もそうですが、外国の絵本って翻訳されていても言葉が独特だったりしますよね。
独特な上に、「眠くなる」「寝ちゃう」などの言葉が続くので理解できないと難しいかもしれません。
しかし、実際に私の周りのママ達も色々な年齢の子に試していますが、1歳でも読んでいる途中にとろんとしてくる子もいるようです。
お母さんやお父さんが落ち着いた声で話していることによるリラックス効果もあるのかもしれませんよね。
反対に全く効果がない子や、途中で「こわい」と言って泣いてしまうという子も。
お友達の2歳半のお嬢ちゃんは、表紙を見せると「ねんねする」と言うそうです。
かなり人それぞれ、子供それぞれのようですね。

おやすみロジャーを試してみた!

寝かしつけに1時間かかる我が家の2歳1ヵ月の娘。
寝室環境はこれでもか!というほど整えているので、本人の眠る気持ちだけの問題です。
布団に入ってから暴れることはないのですが、とにかく眠りに就くまでに時間がかかる子なんです。
静かに布団に入ってるとはいえ毎晩時間がかかるので、誰かこの子を寝せてくれ~!という気持ちで本を購入してきました。
結果…
寝ないです(泣)。
目はとろん、としてくるのですがどうやら本の内容と、いつもと違う読み方が気になるようです。
話の終盤で、あくびおじさんに眠る為の呪文をかけてもらうところがあります。
そこは実際に子供に「3、2、1」と魔法の薬をかけながら呪文を唱えます。
かなり催眠術っぽい雰囲気なので、ここが一番の寝かしつけポイント!と私は思っているのですが、
娘はそこで逆に目が冴えてしまいます。
確かに、母親がいきなり魔法の薬をかけたらぎょっとしますよね。
私も誰かにやられたらぎょっとします。
結局、最後まで読んでも寝ないので定番のゆりかごのうたを10回歌って寝かしつけました。
もう2週間くらいやっていますが、毎度これなのでどうやらまだ効果はないようですね。
寝かしつける前に「うさぎさんの本読む?」と聞くと「うさぎさんない!」と言われてしまうので、読みたくても読めず。
読む方も結構疲れるので、しばらくはお蔵入りになりそうです…。
前述の、表紙を見せると「ねんねする」の、2歳半のお嬢ちゃんですが、お母さんも読みながら寝てしまうと言っていました。
読みながらでも眠くなるってすごい!と思ったので購入してみたんですが、私は全く眠くならず。
そういえばと考えてみると、私は「さあ寝るぞ!」と決めないと眠れないタイプなので、寝落ち出来ないんです。
映画を観ながらとか、本を読みながら、寝落ちしてしまったことはほとんどありません。
もしかしたら娘もそのタイプなのかしら?
お母さんが寝落ちするタイプだったら、効果があるのかもしれないなぁと思いました。

まとめ

藁にもすがる思いで購入した「おやすみ、ロジャー」でしたが、我が家の娘にはまだ早かったようです。
ちょっと残念でしたが、もしかしたら娘がもう少し大きくなったらお気に入りの一冊になるかもしれませんよね。
絵本はどんなに時間が経っても何度でも読めるし、大人になって読み返したときに思い出が蘇ることもあります。
小さな娘との寝かしつけの思い出になったらいいなと思います。

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