メルカリは匿名配送での着払いができない？匿名配送の種類も解説！

メルカリの匿名配送を利用すると、出品者と購入者がお互いにプライバシーを保ちながら商品を売買できます。また、配送伝票が自動作成されるため、宛名書きを省略できることも大きなポイントです。

しかし、匿名配送は着払いと併用することができません。商品を確実に着払いで送りたい際は、別の方法を検討しましょう。

今回は、メルカリで「匿名配送×着払い」ができない理由や、商品を着払いで送りたい際の配送方法などを解説します。メルカリで商品を送る予定がある人は、参考にしてください。

メルカリには「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」と呼ばれる匿名配送サービスがあります。こうしたメルカリ便では着払いを選ぶことができません。その理由として、メルカリ便のシステムが挙げられます。

メルカリ便では、売上の金額から送料を引くシステムとなっており、出品者が送料を負担しなければなりません。このシステムは自動的に進められるため、「匿名配送×着払い」はできないようになっています。

着払いを選択すると購入者が送料を払うことになり、購入者の負担が増えます。送料以外の条件に差がない商品が複数出品されていれば、購入者の負担が少ない商品から売れていくでしょう。

出品時に発送方法が決まっていなければ、「発送方法未定」での出品も可能です。この場合、入金されたあとにらくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便を選ぶこともできますが、自動的に購入者情報が出品者へ開示されるため、匿名配送とはなりません。

メルカリで匿名配送ができる方法は、サービスの提供元や荷物のサイズによっていくつかの種類に分かれます。送料の無駄をなくしつつ、効率よくメルカリを活用するためには、4種類の配送方法をうまく使い分けることがポイントです。

ここでは、メルカリで匿名配送を行いたい際の配送方法を紹介します。

らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸とメルカリの共同サービスです。

ネコポスは主にCDやアクセサリー類、宅急便コンパクトはハードカバーの書籍や小型雑貨などの配送に適しています。厚手の衣類・靴・小型家電類などの配送は宅急便がおすすめです。→最適な梱包資材を探す

通常の宅配便は差出地・届け先によって送料が変わりますが、らくらくメルカリ便は一律で送料が決まっており、離島料金もかかりません。

ゆうゆうメルカリ便は、日本郵便とメルカリの共同サービスです。

ゆうパケットおよびゆうパケットポストは薄い書籍・CDや薄手の衣類、ゆうパケットプラスは厚めの書籍やおもちゃ・雑貨などの配送に最適です。ゆうパケットプラスで送れない大きな荷物の配送には、ゆうパックを利用しましょう。→最適なダンボールを探す

ゆうゆうメルカリ便のサービス内容はらくらくメルカリ便と似ており、選択に迷うことも少なくありません。郵便局・ローソンから発送したいときや郵便ポストに投函したいときなどに、ゆうゆうメルカリ便を使うとよいでしょう。

梱包・発送たのメル便は、より大型の荷物向けの配送方法です。

梱包・発送たのメル便を利用すると、大型の家具家電類や自転車などの梱包発送作業をプロに任せることができます。配送先では、荷物を開梱するだけでなく任意の場所に置いてもらうことも可能です。

ただし、離島をはじめとする一部エリアへの配送には対応していないため注意しましょう。

あとよろメルカリ便は、出品した商品を提携業者の保管倉庫で預かってもらえるシステムです。発送方法はらくらくメルカリ便に準ずるため、結果的に匿名配送となります。

あとよろメルカリ便の利用の流れは、次のとおりです。

引越しなどの際にあとよろメルカリ便を活用すると、すぐに室内をすっきりさせることができ、自分で梱包する必要もありません。ただし、保管開始後2か月たっても売れなかった商品は出品者へ返却され、返送料がかかります。また、商品が売れたあとの送料に梱包料が上乗せされることも注意しましょう。

商品を確実に着払いで送りたい場合は、以下の配送方法から選択しましょう。

着払いのゆうメールをポストに投函する場合、封筒の表面には送り先の住所・氏名とともに赤字で「ゆうメール・着払い」と記載します。郵便局に持ち込む場合、この記載は任意です。

また、ゆうメールは着払い・発払いともに中身が見えるよう、封筒の端を少し開けるか透明窓つきの封筒を使う必要があります。→宅配封筒を探す

ゆうパックを着払いで送る場合は、郵便局やコンビニに置いてある着払い専用の配送伝票を使用します。また、荷物を郵便局や指定のコンビニに持ち込むと、1個あたり120円の持ち込み割引を受けることが可能です。→ゆうパックに最適なダンボールを探す

持ち込み割引は着払いでも適用されるため、積極的に活用することで購入者の負担軽減に役立ちます。

ゆうパックと同じく着払い専用の配送伝票を用いて発送し、集荷拠点に荷物を持ち込むことで1個あたり100円の持ち込み割引が適用されます。宅急便も大きなものや割れものなどの配送に適していますが、ゆうパックより取り扱い店が多く集荷依頼できることがメリットです。→ダンボールを探す

らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便といった匿名配送を利用すると、商品の販売利益から自動的に送料が差し引かれ、発払いとなります。メルカリで出品した商品を着払いで送りたい場合は、メルカリ便ではなくゆうメールや宅急便などを活用しましょう。

アースダンボールは、ダンボールをはじめとする梱包材の専門店です。さまざまな配送方法に特化したダンボールを豊富に取り扱っており、1箱から注文することもできます。フルカラー印刷なども対応可能なため、利用を検討されている場合はお気軽にお問い合わせください。→ダンボールを探すならアースダンボール