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2歳の夜泣きの理由&対策とは?保健師さんに聞いてみた!

2歳の娘がある日から夜泣きをするようになりました。
叱ることも増えてきたので、怒りすぎ?日中泣きすぎ?
と気になり、保健師さんに相談してきました。
とっても為になるお話を聞けたので、ご紹介します。

2歳の夜泣きの理由って?

2歳2ヶ月になる我が家の娘。
実は娘は今までほとんど夜泣きをしたことがなかったんです。
ところが2歳を迎えてから夜泣きをするようになりました。
ちょうどイヤイヤ期も重なっているため、なんでだろう?と色々と考えこんでしまいました。
そんなとき、子育て広場で保健師さんとお話できる機会があったので相談してみました。
子供それぞれ、家庭それぞれで理由は多少異なるかもしれませんが、同じ悩みを抱えているママの参考になればと思いましたのでご紹介します。

ママがどう対応するのか試している

保健師さん曰く、
「2~3歳くらいの子供は、自分が泣いたときにママがどう対応するのか見ている」
のだそうです。
要は「ママ、わたしが泣いたらどうするのかな?ぎゅってだっこしてくれるかしら?」
ということだそうです。
子供が夜泣きをするとママは当たり前に、どうしたの?と声を掛けたり抱っこしたりすると思いますが、
子供はまだそこまで予測することが出来ないので、このように試して信頼関係を築こうとしているのですね。

日中少し寂しい思いをした

ママと遊びたいなと思ったときに遊べなかった、保育園にいるときにママに会いたくなった、
という寂しい思いも、夜泣きに関係してくるといいます。
前述したママの対応を見ているのと同じことかもしれません。
「いっしょにねんねしたいな、よし、泣いてみよう!」
と子供ながらに考えているのかもしれませんね。

頭が興奮している

2~3歳は色々な事をスポンジのように吸収する時期。
吸収した情報はまだ発達途中の脳では処理が追い付かないこともあるのだそうです。
例えば、すべりだいで初めて一人で滑れたというとても印象的なことが日中あったとします。
子供はきっと「ちょっとこわい、でもだいじょうぶ。やればできる!」
と勇気を出して一人で滑ってみたのでしょう。
「やったね!滑れたね!」とママも子供もとっても喜んで嬉しかった…という日中の行動や感情の記憶を、
子供は寝ている頭で整理したり復習します。
整理したりしているうちに、処理が追い付かなくなって訳がわからなくなって泣いてしまう。
これが【日中や寝る前の興奮=夜泣き】と言われている原理なんですね。

2歳の夜泣きの対策は?

「あなた昨日どうして夜泣きしたの?」
「変な夢見てさ~。ちょーこわかったんだよねー」
なーんて、会話を出来たら楽なのになぁ…と思いませんか?^^;
夜泣きは原因がわからないからこそ、ママはイライラもするし不安にもなるもの。
成長につれしなくなる夜泣きは、これといった明確な対策がないんですよね。
とはいえ、母子の関係を良くするための素敵なお話を聞けたのでご紹介します。

子供とたくさんコミュニケーションをとる

良いコミュニケーションを効果的に取れば時間が無くてもOK、と保健師さんがおっしゃっていました。
そのコツというのが以下の通りです。
(1)「今日は何して遊んだ?」「今日はお昼なに食べたっけ?」などと聞いて、1日を一緒に振り返る。
(2)仕事などでママと子供が離れている時間があれば、「ママはお仕事してきたよ」とママの話もする。
(3)忙しい時間に「だっこして!」「あそぼ!」と言われても怒らない。
手を握ったり抱っこしながら「いまご飯作ってるから、ちょっと待っててね」と何度でも説明して理解してもらう。
(4)寝る前や入浴タイムなどのゆっくり出来る時間は、とことん一緒にゆっくりする。
(5)叱ってもわからないので、よっぽどの事じゃない限りは叱らない(叱らなくてもいい)
こうして書き出してみると、食事中や寝る前など、ながら作業で出来ることばかりなんですよね。
特に私が印象に残ったのは(5)の叱らないというお話。
叱ってもわからないから叱るよりは説明した方がいい、ということでした。
例えば「こらー!歯ブラシ咥えて歩くな!」と怒るよりも、
「歯ブラシをお口に入れたまま歩くと、転んだときにおえってなっちゃうからやめようね」
と説明する方が子供は理解出来るそうなのです。
「叱ると疲れるから叱らなくていいんだよ。
疲れることはママもしなくていいよ。
子供はニコニコなママが好きなんだよ」
と、保健師さん。
疲れることをしなくていいと言われ、ピリピリしていた私の心がふわっと軽くなりました。
そういえば私、一生懸命になりすぎてたような?
子供と良いコミュニケーションをたくさんとるためには、ママが良い精神状態でいることが大事なのだと気付きました。

良いコミュニケーションをとった結果は…

お話を聞き、早速良いコミュニケーションをとるように努めました。
すると…
10日続いた夜泣きが、2日しなかったのです!
これはもしかしてコミュニケーションの効果?!
とは言ってもお年頃の2歳。
ギャン泣きはしないまでも夜中「ふえっ」と泣きながら起きてはママの布団にもぐりこんでくることもありますし、2~3日に1回は夜泣きします。
以前よりは夜泣きのメカニズムがぼんやりわかるようになったので、こちらもイライラすることはなくなりました。

まとめ

劇的には変わらないものの、娘と以前よりはコミュニケーションをとれているという気持ちがあるからか、私の精神面はかなり良好です。
お互いを理解し合う、というのは大事なことなんだと今回のことでよくわかりました。
日を重ねて成長するにつれ夜泣きはなくなっていくものですから、ここはどんと構えて見守っていきたいですね。

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